いつもブログを書いています龍源寺執事長の山本瑞琢と申します。この２月より、龍源寺貫主(かんす)龍瑞僧正のご子息、照琢僧正が修行を終え、生まれ育ったこの地へ帰ってまいりました。照琢より皆さまへのご挨拶になります。宜しくお願い致します。

この度、龍体山の麓、龍源寺に帰山致しました。平野照琢です。
大学入学以来、十年ぶりに我が町、天領日田の地元に戻り、花月川の川の流れ、山々の木々の緑、巨石、特に霊場のご本尊赤岩(大日如来)の存在感は小さい頃から山に登り、自然に触れた思いが再び思い出されました。
真言宗の修行を終え、今、諸天善神とご縁を結ぶことの大事さ、この龍体山の自然界の中におられる神々といかにご縁をいただき、今からお力をお借りすればよいのか、身を引き締め、日々精進しなければと感ずるところであります。
山々の諸天善神のお力を全身に受け止めることが、信徒各位、ご縁ある皆様方の祈願成就への近道になると信じております。
まだまだ、こらから沢山の事を学ばなければなりませんが、太鼓の音、読経の声で、皆様の邪気を払えるよう日々精進してまいります。どうぞ宜しくお願い致します。
日田市の中心部から、この龍体山は東北、鬼門の位置にあり、鬼門とは字の通り、鬼(邪気)の通り口であると、幼少のころより貫主からお聞きし、ここ龍体山をお守りすることが、この日田の地をお守りすることになると、その使命感に燃えております。
又、若い方々にもこの真言密教を共に学び、日々の生活の中での実践、命の大切さ尊さ、感謝の心を学び、心の糧にしていただければと思っております。

合掌