身施「しんせ」
労働の奉仕や力を貸すこと

大体の人は、誰々に何かをしてあげたからなどと口では見返りを求めていないと思っていても心のどこかで何もして貰ってないと思ってしまうものです。
しかし、損得を抜きにして困った人がいたら自分の体を使って奉仕をする事を説いた教えが身施です。
どんなに思っていてもそれを行動に移さなければ奉仕にはなりません。
例えば駅のホームから転落した人を救った人、溺れている人を助けた人、他人の為に自らの身をもって奉仕をした人達は周囲の人々に感動を与えます。
何かをしてあげたと言う考えは捨て、させて頂けた事に感謝できる人間になりたいものです。