当寺では、毎晩境内地で施餓鬼法を修法しております。年中欠かさずお施餓鬼を致しますと、生涯食物に不自由しないと言われております。
餓えたるものへ食を施すことによって、自分の生活が豊かになる功徳を教えたものであり、釈迦如来が弟子の阿難尊者に対して『無量威徳自在光明加持飲蛇羅尼』を唱えれば、茶碗一杯の食物によって無量の餓鬼を救うことができ、その功徳によって寿命を伸ばし、仏道を成すことができると教えました。
つまり真言蛇羅尼の秘法によって苦しむものを救うのが施餓鬼供養であり、一年間の締めくくりとして、お盆に修行するのです。
みなさまも、お墓参りをするだけではなく、施餓鬼供養、万灯会や卒塔婆を建立してご先祖さまをご供養してみませんか。